プログラミング

ICT教育でどうして「自分から進んで学べるようになる」の?

最近よく耳にする「ICT教育」。パソコンやタブレット、インターネットを使って学ぶスタイルが、学校やプログラミング教室でどんどん広がっています。でも、「ICTを使うと、どうして子どもが自分から進んで学ぶようになるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、その理由をわかりやすくご紹介します✨

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1. すぐに調べて、すぐに答えが見つかるから

ICTを使うと、知りたいことや疑問に思ったことをその場でインターネットで調べることができます。たとえば「なぜ空は青いの?」と思ったら、パソコンやタブレットで検索して、写真や動画付きで答えを見つけることができます。 これを繰り返すうちに、「まずは自分で調べてみよう!」という姿勢が自然と身につきます。

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2. 本でも調べられるけど、ICTには「すぐに見つかる」便利さがあるから

「調べるのは本でもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。もちろん、本は深くじっくり学べる大切な教材です。ただ、ICTを使うと、知りたいことをすぐに調べられるのが大きな強みです。
 たとえば、学校の授業でわからなかったことや、ふとした疑問をすぐに調べて解決できるので、学びのスピードが速くなります。また、動画や写真でわかりやすく説明してくれることも多く、難しい内容も理解しやすいのです。
 本とICTはそれぞれ良さがあり、両方を上手に使うことで、より豊かな学びが実現します。空いた時間で、他の作業をすることもできるのです。

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3. 苦しんでも時間をかけて調べた方がいいのでは?

「簡単に調べるより、じっくり調べた方がいいんじゃないの?」という声もよく聞きます。確かに、時間をかけて本をめくり、苦労して答えを見つける経験は、達成感や記憶の定着に役立ちます。しかし、ICT教育は「楽をして答えだけを得る」ことが目的ではありません。

ICTを使うことで、子どもたちは自分で疑問を持ち、情報を集め、どれが正しいかを判断し、必要に応じてさらに深く調べることができます。さらに、調べた内容をもとに自分の意見をまとめたり、友達と意見交換したり、発表したりする機会も増えます。 つまり、ICTは「調べる」だけでなく、「考える」「まとめる」「伝える」までの流れをスムーズにし、自分から学びを深める力を育てる道具なのです。

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4. わかりやすい教材や動画で楽しく学べるから

ICTを使うと、文字だけの教科書だけでなく、写真やイラスト、動画、クイズなどいろいろな形の教材が使えます。難しい内容も、動画やアニメーションで見るとすぐに理解できたり、「もっと知りたい!」という気持ちが生まれます。 楽しく学べるからこそ、子どもたちは自分からどんどん学びたくなるのです。

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5. 自分のペースで進められるから

ICT教育では、一人ひとりの理解度や進み具合に合わせて学ぶことができます。わからないところは何度も繰り返し学べるし、得意なところはどんどん先に進めます。「みんなと同じペースでなくても大丈夫」という安心感が、自分から学ぶ意欲につながります。質問して恥ずかしい、何度も質問しても大丈夫かな?という心配はありません。

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まとめ

ICT教育は、「自分で調べる」「興味を深める」「楽しく学ぶ」「自分のペースで進める」「みんなと協力する」そんな学びのスタイルを自然に身につけることができます。 だからこそ、子どもたちは「自分から進んで学ぶ力」がどんどん育っていくのです。自ら調べて解決していく姿勢は、実際の社会でも生きていく力になります。

未来を切り拓く力をしっかりと支えてまいります🌱

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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